2022-01-01から1年間の記事一覧
MARVELが3ヶ月に1作くらいのペースで新作が公開される(その上ドラマも配信される)のに対し、DCEUは『ザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、終結』以来1年ぶりの新作公開。シャザム2に出てくる~というような情報が当初はあったように記憶しているが、悪の…
週に数回映画館に通っている自分でも、普段こういう”いかにも”な邦画というのは観ないのだが、何だか魔が差したというのと、ドラマ『silent』で目黒蓮にガッツリ心を奪われたのがあって、しかも上映から3日間特典が付くのなら行くか…ということで、原作も読…
絵画にも猫にも詳しくない自分でさえ見覚えのある可愛らしい猫の絵。しかし作者のルイス・ウェインという名前は全く知らなかった。調べてみると画集も出ていたりと、もっと有名になっていていい名前だが、そこには彼の悲劇的な生い立ちも同時に記載されてい…
2016年に公開された『君の名は。』が記録的なヒットを打ち立てたことで、一躍トップアニメ監督に躍り出た新海誠監督。そんな新海監督の最新作は、東日本大震災を題材にした『すずめの戸締まり』。九州の田舎で暮らすすずめという少女が、閉じ師の草太と出会…
もはや世界中で知られ、Jホラーを代表するどころか「ホラーと言えば貞子」と言えるレベルにまで成長を遂げた貞子。原作小説では3部作にて思いもよらぬその正体と進化が語られたが、『リング』からスタートした劇場版では、また別の発展を遂げ続けた。段々と…
仮面ライダーギーツ 第7話『邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり』 デザイアグランプリを1年で何度も繰り返すのだろうなとは予想していたものの、まさかもうラスボス戦とは。年末の山場辺りに持ってくるのかなあと薄々思っていたので意外だった。でも確かに年末だとする…
仮面ライダーギーツ 第6話『邂逅Ⅴ:逆転のブースト バッファ編の後編。もうバッファを好きにならずにはいられないというか。一見とっつきにくくて人間嫌いな彼の、どうしても譲れない部分みたいな人間性が垣間見えて、とても良かった。ギーツが最強キャラで…
ギーツ、早いものでもう始まって一ヶ月か…。と驚く。次の放送直前になってしまったが、なんとか更新できて本当に良かった。 仮面ライダーギーツ 第5話『邂逅Ⅳ:デュオ神経衰弱』 待ちに待ったバッファ回。2号ライダーの立ち位置はタイクーンだけど、ギーツの…
アニメーションスタジオはディズニーとイルミネーションだけではないんだ!ということで以前から応援しているドリームワークスの最新作が公開。原作付きの作品で、5人の悪者達がひょんなことから世界を救う方向へと転がっていく痛快な娯楽作。行きつけの映画…
『リング』の中田秀夫監督が送る!と聞いて、嫌な予感が脳をかすめる方も多いのではないだろうか。日本どころか世界中を席巻した貞子という存在。続編が何作も作られ、海外でリメイクまでされているのは、やはり原作にない「TVから出てくる貞子」というイン…
すごいものを観た!というのが取り急ぎの感想。日活ロマンポルノと言われてもポルノが好きというわけじゃないし、むしろ映画館で知らん人達とポルノ一緒に観るのってどうなの?とそもそもジャンル自体に懐疑的だったのだけれど、『コワすぎ!』から大好きに…
ここに来てドンブラザーズの縦軸が大きく動く動く。ここから最終回までずっとこのペースでいくつもりなのだろうか。逆にギーツは一ヶ月が経過し、手堅く各キャラクターを見せられる段階に突入しているなあという印象。今週もどちらも良かった。 仮面ライダー…
飼っていた羊が産んだ顔が羊で体は人間の「何か」を自分の子どもとして育てる夫婦…というインパクトある題材に惹かれたのか、上映初日はほぼ満席だった。多くのホラー映画を送り出してきたA24配給の新作。ポスターや設定からして、もう異常性がたっぷりであ…
今週はギーツ・ドンブラ両方ともすさまじく面白かった。比較的スローペースだったドンブラも、ギーツが始まったことで置いていかれないように&食い合わないように、怒涛の推進力を発揮している感がある。 仮面ライダーギーツ第3話「邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り」 先…
『キャラクター』というどストレートなタイトルと、色鮮やかで目を引くポスター。菅田将暉、小栗旬、高畑充希、中村獅童という名俳優が連なる中で、連続殺人鬼としてSEKAI NO OWARIのFukaseが出演している。セカオワはデビュー当時にこそ聴いていたものの、…
上映時間140分、ほっとんど地獄。Amazon Primeがオススメしてきたので快晴の休日にこの映画を観たのだが、数時間経ってもまだ心がどんよりしている。この世の地獄を塗り固めたような作品だった。もちろんそこにある希望に目を向けさせてくれるのだけれど、地…
『仮面ライダーギーツ』もいよいよ2週目。対する『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、タロウとソノイが決戦を終え、なぜかイヌブラザーを軸にしたゲスト回。どちらが良いというわけではないが、今週は『ドンブラザーズ』が強すぎた。あまりに井上敏樹過ぎる。正…
一ヶ月近く更新をサボってしまったのだが、『仮面ライダーギーツ』が始まるこのタイミングこそ再開の時だと思い、SHTの感想記事をまたぼちぼちと書いていこうと思う。とか言いつつ、翌週分放送の数時間前に書き上げる形となってしまったが…。 ちなみに先週で…
2022年8月28日、『仮面ライダーリバイス』最終回が放送された。 令和ライダー3作目のこの作品に対して、私のスタンスは「面白がっていたから楽しかったけど、面白くはなかった」となった。心から楽しんで観ている方には本当に申し訳ないのだが、私にはツッコ…
先週から始めたスーパーヒーロータイムの感想記事。前回はなんとなくここまでリバイスに思っていたことがメインになってしまったのだが、奇しくもギフというラスボスを倒すキリのいい展開と重なってしまった。 新番組の『仮面ライダーギーツ』の制作発表も行…
度肝を抜かれた『STAMPEDE』からもう3年かあと、時間の経過をやけに早く感じてしまう。尾田栄一郎監修の下に作られる映画も気付けば5作目。しかも原作1話から登場していながら、その正体も出自も実力も全く謎に包まれているシャンクスを軸に据えた物語という…
ノトーリアス・B.I.Gという名前を『ジョジョの奇妙な冒険』で覚えた私は、彼が暗殺されたことすらもつい最近初めて知った。ジョニー・デップの最新作が公開と聞いて予告を観た時、最も衝撃だったのはその点である。「活躍中の一大アーティストの暗殺」。当時…
悲惨な形で話題となってしまった『大怪獣のあとしまつ』。私も公開初日に観に行ったが結果は酷いものだった。面白いか面白くないか否かという問い以前に、何だかモラルや品性みたいなものを問われているような気がして、どうしても受け付けられなかったので…
ブラッド・ファーマン監督の『L.A.コールドケース』がもうすぐ公開ということで、同監督の過去作の中で唯一アマプラに入っていた『ランナー・ランナー』を観た。オンラインカジノを題材にした実話モチーフのサスペンスだそうで、主演のジャスティン・ティン…
今週から、せっかく毎週しっかり観ているならと、スーパーヒーロータイムの感想を毎週上げていこうかなと思う。この1時間が1週間で最も集中していると言っても過言ではない人間だし、リバイスとドンブラザーズは特にたくさん喋りたいことがある作品。他の方…
MCUで1ヒーローが主役を張る映画のシリーズ4作目が公開されるのは初のこと。そこからもソーの人気の高さが窺える。 MCUは興行収入の面や、様々なヒーローの単独作で物語を進めながら集合映画の『アベンジャーズ』で集大成となる構造、そして世界的な人気によ…
アンディが観ていた『バズ・ライトイヤー』という作品はどのようなものだったのか。気になると言われれば気になるが、別に語らなくてもいいように思うが、映画として公開される日が来るとは夢にも思わなかった。 私は『トイ・ストーリー』は4作に加えスピン…
イーサン・ホークが不気味なマスクをつけた連続誘拐殺人犯を演じる、ユニバーサルホラーの新作『ブラック・フォン』。 誘拐された少年フィニーが監禁された地下室には断線した黒電話が設置されており、突如鳴り出すその電話を取ると、なんとこれまでに殺され…
『ドラゴンボール超 ブロリー』を劇場で観た時の衝撃は4年が経過した今でも鮮明に覚えている。フリーザ軍がサイヤ人を手中に収める冒頭、バーダックの登場などなど。原作では語られなかった物語で一気に引き込まれ、ただの暴走魔に留まらない魅力的な新解釈…
『船を編む』でも脚本を務めた渡辺謙作監督の最新作は、泳げない男(長谷川博己)と泳ぐことしかできない女(綾瀬はるか)の希望と再生の物語。 『はい、泳げません』と堂々と自身の欠点を曝け出すタイトルとあらすじから、長谷川博己演じる主人公の小鳥遊が…