【週報】2024/4/8~2024/4/21 キョウリュウとコロナとギアス

2週間ぶりの週報です。前回突発的に始めたくせにもう週一ペースすら守れていない。しかしこれには理由がある。言い訳をさせてもらいたい。コロナになりました。

 

正確にはコロナと診断されたわけじゃないのだけれど、状況や病状から判断してどう考えてもコロナだろうなと。濃厚接触者(という言い方ももう今の分類だと存在しないみたいです)になったことが判明した翌日には頭痛、発熱、激しい喉の痛み。普段熱が出てもせいぜい37度台なのに今回は39度までいった。その熱の高さゆえに、勝手ですがコロナに罹ったとしています。喉の痛みも酷く、口を開けなくてもずっとゴロゴロ違和感が。そんな状況だったにも関わらず、職場ではコロナはもう風邪と同じ扱いになっていたため、特別休暇などは一切なし。転職したばかりで有給の使えない自分はどれだけ熱が出ようと出勤せざるを得なかった。動かなければまあまあまあという具合だったのだけれど通勤がかなりキツかった。肉体的にも、あとこんな病状なのに電車乗っていいのかなという精神的にも。ただ代わりが見つからない限りは容易に休めないシフト制の現場なので、当日いきなり休みますということがなかなかできない。大した仕事量ではないけれど本当に連日頑張ったなと…。普段だったら速攻で休んでますね。

 

その上、4/21に応用情報の試験が控えていまして。半年に1度しかチャンスのない試験なのでこれを流せば次の機会は10月。もう勉強したくないし何としてもここで受かっておきたい…のに具合が悪い…治ってもなんか映画とか観るのは勉強から逃げてるみたいで罪悪感が…でも勉強したくない…という負のループに陥り、本当にただダラダラと過ごすだけの日々が続いていた。自分でもびっくりするくらい、昼まで寝て適当に外でご飯を買って食べ、また寝るという生産性ゼロの日々。自分ってこんなに堕落できるんだ…という発見があったのがせめてもの収穫でした。でも学生の時、テスト前とかもこんな感じだった気がする。勉強はしたくないけど他のことをするのも気が引けてしまって、結局ただただ時間が消えていく、という。大人になってまたこんな経験をすることになるとは。仕事の都合でこれからもまだまだ資格試験を受けることになりそうなので、次はせめて体調だけは整えたい。

 

何もしてね〜みたいに言いましたが、『獣電戦隊キョウリュウジャー』は見事観終わりました。いつも暇な時間をずっと視聴に費やして、途中ほぼ惰性で観てしまうために内容をまるで覚えていないというアホな結果になるのですが、1日4話という制限を設けてこれを見事に解決。4話くらいならじっくり楽しめますね。30分ものはこれからもなるべくこのペースでいくことにしようと思う。そして『キョウリュウジャー』、本当に面白かった。と同時に、この突き抜けた明るさは中学生の頃の擦れた自分には確かに合わなかったなあと実感。当時観たかったのは考えさせられるようなシリアスな作品だったし、今でもやっぱりそういう作品を求めてしまうのだけれど、『キョウリュウジャー』はどちらかというと勢いを重視していくような作品なので、肌に合わない人にはとことん合わないなあと。でもようやく楽しめるフェーズに来ました。ただ度々言われているように、レッド一強の意味合いが強い作品だなあとは相変わらず思っています。そもそも強化形態がレッドしかないのも当時の流れからすると驚きだったし。もちろんキングに負けないくらいの個性を全員が持っているのだけれど、それでもやっぱりキングを中心にした戦隊だなあという印象は拭えない。でも次々とキョウリュウジャーが出てきて最終的に10人になって終盤では力を受け継いだ面々までキョウリュウチェンジしちゃうノリはもう圧巻。この勢いはそう簡単に出せるものじゃない。『キングオージャー』の最終決戦でも同じことをやっていたけれど、やっぱり持つ熱量は段違いだった。あんまり言うと『キングオージャー』への攻撃みたくなっちゃうのでやめるが、そのキョウリュウチェンジにちゃんと感動が乗っかるのは嬉しかったですね。それと劇場版の『ガブリンチョ・オブ・ミュージック』とVシネの『100 YEARS AFTER』がめちゃくちゃ面白かった。特に劇場版に関してはきっと自分が幼稚園生くらいでこれを観ていたらきっと一生忘れられない作品になっただろうなあというくらい。アクションもミュージカルも敵の設定もトバスピノも最高だった。シナリオ的にも、この映画でメインとして扱われた「音楽」がキョウリュウジャーの大筋に繋がっていっていて、かなり分岐点的な劇場版だなあという印象を持った。最初の音楽要素は曲に合わせて踊りながら変身するくらいだったのに、地球のメロディにまで発展するとは。

 

そして『キョウリュウジャー』が終わったので続いては『コードギアス』を。新作の予習で久々に鑑賞しているが、これもまあ面白い。前に観たのは『復活のルルーシュ』公開前で、ロボットアニメを今でもほとんど知らないのでとにかく作品の持つ勢いというか推進力に圧倒されつつ一気に観たおかげで全然内容を覚えていなかったのだけれど、細かく観るとルルーシュ中二病っぷりと細かいことを気にせず未来へ突き進んでいくある種傲慢ですらある決断力にゲラゲラ笑ってしまった。『コードギアス』の魅力は細かいことを考えずとも楽しめるのに、細部にまでしっかり魂が宿った作品であるということだと思う。2周目の今回はじっくり観ていきたい。

 

他にもいろいろあった気がするのだけれど、何せもう日数が経過してしまっているので細かいところまで思い出せない。来週からはちゃんと書こうと思う、自分のためにも…。