2024-01-01から1年間の記事一覧

【週報】2024/4/8~2024/4/21 キョウリュウとコロナとギアス

2週間ぶりの週報です。前回突発的に始めたくせにもう週一ペースすら守れていない。しかしこれには理由がある。言い訳をさせてもらいたい。コロナになりました。 正確にはコロナと診断されたわけじゃないのだけれど、状況や病状から判断してどう考えてもコロ…

【週報】2024/4/1~2024/4/7 オーメンとキョウリュウとヒロアカ

このブログでは主に映画やドラマの感想をまとめているのだけれど、それだけじゃあどうも面白くないよなあと思い、1週間毎に簡単な日記でも書こうかなと筆を執った。結構はてなブログ等を巡回していると同じことをやっていることが多くて、自分もやってみたい…

映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』感想

最初に思ったのは、「みんな大人になってる!」だった。特にフィービー役のマッケナ・グレイス、ポッドキャスト役のローガン・キム。前作『アフターライフ』の頃はまだ子どもだったのに…。時の流れを感じさせてくる圧倒的成長。自分は特にこのシリーズに思い…

映画『変な家』感想

映画『変な家』の公開に際して最も期待していたのは、この映画の予告編をもう劇場で観なくてもよくなる、という点だった。予告編ラストの「マジモンじゃねえかこれ!!」というセリフを劇場で聞くのがすごく恥ずかしかったのだ。「マジモン」なんて変な言葉…

Vシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』感想 ヒーローになった吾妻道長について

Vシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』を観た。『ギーツ』本編はバトルロイヤルの連続によって構成される新鮮味に溢れた筋書きこそ好みだったし、「人々が自由に願いを叶えられる世界を創る」というライダー達のたどり着くゴールにも…

スーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』総括 他人の祭になってしまったもどかしさと、シリーズの転換点になるという確信

スーパー戦隊シリーズ第47作目『王様戦隊キングオージャー』が最終回を迎えた。戦隊全員が王様で物語の舞台も我々の住む星とは違うチキュー。シリーズを観てきた者からすると考えられないくらい大きなスケールで物語が展開され、かなり意欲的で挑戦的な作品…

映画『身代わり忠臣蔵』感想 めちゃくちゃ笑った首ラグビー

数か月に一度公開されるコメディ風の時代劇映画がかなり好きになってきている。直近だと神木隆之介の『大名倒産』だろうか。戦が云々という血生臭い話よりも会話劇の面白味に注力したり、展開のテンポが早かったりと、時代劇に馴染みのない若者にも受け入れ…

映画『夜明けのすべて』感想 三宅監督に脱帽。原作にないプラネタリウムが夜を鮮やかに彩る物語

『夜明けのすべて』は事前に原作を読んでいて、その評価の高さを全て宣伝なんじゃないかと疑ってしまうほどに自分に合わない作品だった。主人公の藤沢と山添の2つの視点から語られていくこの物語は、違う病気を持つ2人が、病気は違えど悩み苦しんでいる境遇…

実写映画『ゴールデンカムイ』感想 新たな形で金カムに触れられる喜び

『ゴールデンカムイ』の実写映画を観てきた。原作に没頭した自分としてはかなり思い入れの深い作品。とはいえ、別に実写化映画が嫌いというわけではなく、むしろ漫画やアニメのメディアミックスは積極的に観に行く方なので、2024年公開の映画の中でもかなり…

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』感想 小説の持つインパクトとはかけ離れた退屈な推理劇

『ある閉ざされた雪の山荘で』の東野圭吾による原作は、1992年に発売されている。つまりは22年越しの映画化。原作にはスマートフォンはおろか携帯電話すら登場していない。小説が映画の原作になることは難しくないが、20年以上前の作品となると話は別である…

映画『ビヨンド・ユートピア/脱北』感想 進撃の巨人みたいな世界が現実に存在するという地獄

北朝鮮に抱くイメージというと、時々ミサイル撃ってくる国くらいのものだった。だが、この映画を観るとそのイメージが酷く抽象的だったことに気付かされる。北朝鮮という国はひたすらに住民を搾取し、金正恩が何よりも優先される悍ましいディストピアだった…

映画『コンクリート・ユートピア』評価・ネタバレ感想! 新たな設定で描かれる社会派ポストアポカリプス映画

2024年になってまだ少ししか経っていないが、早くも今年ベストと言えるレベルの作品に出会ってしまったかもしれない。鑑賞後にそう予感させてくれたのが、この『コンクリート・ユートピア』である。映画で描かれる題材がどうしても現実とリンクしてしまう状…

映画『笑いのカイブツ』評価・ネタバレ感想! ツチヤタカユキのような人を支え続けられる人間になりたいね…

上映順的にこの『笑いのカイブツ』が2024年の映画初めになったのだけれど、年明け5日目から大の大人が劇場の中心の席で咽び泣いてしまった。本当に嘘偽りなく岡山天音と同じくらい泣いてしまったかもしれない。好きなものに対してどこまでもまっすぐなのに、…