アニメ

映画『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』評価・ネタバレ感想! 古き平成の味。ジャンプ漫画のオリジナル映画ってこうでしたよね…。

これがあのSPY×FAMILY??? 俺の知ってるSPY×FAMILYと全然違うんですけど??? こんなんじゃまだ原作の良さが1パーセントも分からなくないですか??? ただ、これなんですよ。鬼滅や呪術のおかげで忘れてたけど、ジャンプ漫画のアニオリのクオリティって…

映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』評価・ネタバレ感想! あまりに大根監督過ぎる

去年の今頃はウタの『新時代』が大流行していたが、2023年は「しん次元」。毎年恒例の映画クレヨンしんちゃんだが、今年は何と全編3DCGという大冒険に出た。監督は『モテキ』や『バクマン。』などの大根仁監督。しんちゃんの映画は毎年ラストに翌年の予告を…

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』評価・ネタバレ感想! 自分の人生とリンクする瞬間があればあるほど面白い

先に公開された海外でアニメ映画史上最高記録を叩き出したという話を聞いても「ほへ~」としか思わなかった。私はマリオに一切思い入れがないのである。小学生の時にニンテンドーDSが発売され、その初回タイトルにマリオもあった。しかし私は「横スクロール…

映画ドラえもん全作感想 第3作『映画ドラえもん のび太の大魔境』

1作目が恐竜、2作目が宇宙ときて、3作目はアフリカ奥地の大魔境…かと思いきや猿ではなく犬が大きな進化を遂げた世界での大冒険に。映画ドラえもんをほとんど知らないので、今回はこういうモチーフなのね、と純粋に驚くことができるのが嬉しい。そして、『宇…

映画ドラえもん全作感想 第2作『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』

いつも『のび太の恐竜』を観ただけで満足してしまう映画ドラえもん全作完走計画なのだが、1作目の感想をしっかりとブログに落とし込んだことで、何とか意欲を保つことに成功した。2作目の『のび太の宇宙開拓史』、ポスターの「面白さパワーアップ!」に全く…

映画ドラえもん全作感想 第1作『映画ドラえもん のび太の恐竜』

映画ドラえもんは年に1作が公開ペース。つまりはこちらが何もしなくても増え続けるのが映画ドラえもん。私は片手で数えられる程度しか鑑賞できていない。日本の映画界を支えるシリーズに対してこの無礼な態度はまずい。ということで、1作目『映画ドラえもん …

アニメ感想『SSSS.GRIDMAN』 登場人物が「現実を見ようよ」と寄り添ってくれる優しさへの感動

とっても今更になるが、アニメ『SSSS.GRIDMAN』を観た。 ので、その感想をざっと書いていこうと思う。 普段特撮ヒーロー作品を観ているものの、アニメの元ネタである『電光超人グリッドマン』は、生まれる前の作品ということもありほとんど知らず、このアニ…

映画『すずめの戸締まり』評価・ネタバレ感想! 震災への目線とジブリ的世界観、そしてそれらのちぐはぐさ

2016年に公開された『君の名は。』が記録的なヒットを打ち立てたことで、一躍トップアニメ監督に躍り出た新海誠監督。そんな新海監督の最新作は、東日本大震災を題材にした『すずめの戸締まり』。九州の田舎で暮らすすずめという少女が、閉じ師の草太と出会…

映画『バッドガイズ』評価・ネタバレ感想! 海外版かいけつゾロリみたいな質感の悪党5人光堕ちムービー

アニメーションスタジオはディズニーとイルミネーションだけではないんだ!ということで以前から応援しているドリームワークスの最新作が公開。原作付きの作品で、5人の悪者達がひょんなことから世界を救う方向へと転がっていく痛快な娯楽作。行きつけの映画…

映画『ONE PIECE FILM RED』評価・ネタバレ感想! 『ONE PIECE』らしくなさと一流アーティストの融合

度肝を抜かれた『STAMPEDE』からもう3年かあと、時間の経過をやけに早く感じてしまう。尾田栄一郎監修の下に作られる映画も気付けば5作目。しかも原作1話から登場していながら、その正体も出自も実力も全く謎に包まれているシャンクスを軸に据えた物語という…

映画『バズ・ライトイヤー』評価・ネタバレ感想! バズの名を冠した上質SFアニメ

アンディが観ていた『バズ・ライトイヤー』という作品はどのようなものだったのか。気になると言われれば気になるが、別に語らなくてもいいように思うが、映画として公開される日が来るとは夢にも思わなかった。 私は『トイ・ストーリー』は4作に加えスピン…

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』評価・ネタバレ感想! 『ブロリー』とは一味違う、ピッコロさんファン大歓喜の意欲作

『ドラゴンボール超 ブロリー』を劇場で観た時の衝撃は4年が経過した今でも鮮明に覚えている。フリーザ軍がサイヤ人を手中に収める冒頭、バーダックの登場などなど。原作では語られなかった物語で一気に引き込まれ、ただの暴走魔に留まらない魅力的な新解釈…